始まりは趣味のお菓子作り。それがフェイスブック限定でオーダーを受けるようになり、とうとう2年前、自宅の庭を改装して店舗をオープンしました。親子で切り盛りするこちらのカフェは、息子のガーオさんがベーカリーを、母親のレックさんがドリンクや接客を担当。常時7種類ほどのケーキやベーカリーが店頭に並びます。「保存料など体に悪いものは使用していません。リーズナブルなのに美味しくて、ちょっと家庭的。そこが特徴ですね」と話すガーオさん。マンゴーの美味しい季節になると、庭にできるマンゴーを使用して、パンナコッタやジュースを作ることもあるそう。店内のインテリアもガーオさん自身がデザインし、温もりを感じられる木の机や、自身で撮影したタイ国内の写真を飾るなど、ところどころにこだわりが。「にぎやかになっていくアリーとは対照的に、ここはずっと家庭的で、ほっとするお店でありたい」とガーオさんは静かに言います。