シェフの長女、マネージャの次女、経営者の三女という三姉妹で１９９３年にオープン。西洋人客が多く、味付けは徐々にマイルドになっていったとのこと。店の住所であるシャルンクルン通り（ニューロード）は、日本人をあまり見掛けないが、チャオプラヤー川沿いのファイブスターホテルからは目と鼻の先にあり、リバーサイド好きの西洋人客が多いのも納得である。 味についてはこれが本当に大当り。決して辛くないという意味だけでのやさしさではなく、料理全体から愛情ややさしさが溢れている。例えば、魚の骨やカニの甲羅は食べやすいように取り除かれており、料理は付け合せも含め一切作り置きをしないという。味付けのリクエストにもきめ細かく応じ、ベジタリアン式での提供も可能。木の温もりを感じる店内は居心地が良くつい長居してしまう。店主はお客さんを家族だと思って接しているそうで、子供もペットも大歓迎だとか。