修理ドッグ跡地にて
 
 
ひょんなことから、食事お預けである人に会う事に。

 

オー タイ語で「汽車市場」と書いてあります。
小紋 そのまんまですねえ。中は結構おしゃれっぽいレストランですよ。
オー とりあえず、みんなで並びますので写真を撮ってください。
小紋 すっかり観光客になっているバンコクマダムスタッフの皆さんです~(添乗員口調で)。

 

 

オー ちょっと取材可能かどうか聞いてみましょう……この人は、市場のオーナーに直接お願いに行ってくれ、と言っています。
小紋 市場のオーナーですか。レストランのオーナーじゃなくて?
オー 全部のオーナーさんだそうです。
小紋 結構な地主さん且つ実業家ってことですね。どんな人か、楽しみですねえ。ちなみにどこで面会?
オー この市場は大雑把に言うとV字型になっています。今いるのはVの右側ですが、歩いて200mぐらい、Vの左側に行きます。
小紋 はーい、では移動しましょう。
   
   
オー ここで待ち合わせです。
小紋 うむむー、どう見ても、味気ない倉庫群のような……あ、でもよく見ると、それぞれお店になっていますねえ。ぱっと見でも内装がそれぞれ違うということは、お店のオーナーさんもそれぞれ違ってる風ですね。

 

オー とりあえず、オーナーを呼んでもらいましょう。……今ちょっと離れたところにいるそうなので、お店の中で待ちましょう。
ノック 早速写真撮りましょう!
小紋 早速の意味がわかりませんけど、私がカメラマンですね、はいはい。
ノック こんな感じでどうですか?

 

小紋 どうって言われても。なかなかアンティークな雰囲気のソファーですね、って言って欲しいのはそこじゃない?
プン 私も撮って下さい。
小紋 プンちゃん、最近出るのが好きになりましたねえ。以前はいやー、恥ずかしいー、と言っていたのに。そんなかわいいプンちゃんはいずこへ。
プン 私は前からかわいいです。
小紋 いんやー、以前のプンちゃんはそんなこと言わなかったぞー。トンオーさんの悪い影響を受けちゃったのか。
一同 みんな、小紋さんの真似をしているだけです。
小紋 合唱状態でなんてこったい。

オー じゃあ私も座りますので小紋さん、しっかり写してくださいよ。重要な仕事の一つです。

 

 

小紋 重要な仕事の力点が間違っていますー。まあいいけど。しかしみんな、面白いぐらい同じポーズですけど、タイではソファーに座る時はそういうポーズっていう決まりがあるのでしょうか。この際、顔にはライトを当てないで、紫のガウンを着て、ブランデーグラスを右手に、膝の上に載せた黒猫を左手で撫でながら「成功を祈る」とかまでやって欲しいですねえ。とか言うと、まじめなこの人たちは忠実に再現してしまい、またおかしな写真をとる羽目になるのは私か。黙っておきましょう。

 

 

  機関車修理場跡地の名残をご紹介
   
   
   
オー これはお店の裏口です。
小紋 おお、レールといい、倉庫やガレージっぽい雰囲気といい、雑草がぼうぼうに生え放題なところといい、まーさーに廃屋を再生した、という感じがよく出ていますね。

 

オー 私の田舎はタイとラオスの国境の県なので、タイ国内を走ってきた電車を収容したり修理したりの車庫があります。こういう感じです。
小紋 小紋田舎にはこういうのはありませんでしたけど、なんとなく酒蔵の貯蔵棟を思い出します。入るとお酒の匂いがふふ~んとしたり、瓶詰めされてた日本酒が出荷されるのを見てたり。
オー 子供の頃の思い出が酒蔵って、小紋さんのその後の人生を物語るような話ですねえ。
小紋 えへへ、子供の頃から、お正月は御屠蘇の代わりにポルトガルのポートワイン、マデラ酒を飲んでいた小紋実家。子供の頃から酒飲みでした。
オー それが今では食べる飲むの最中にちょっと取材を手伝っているフリをする、っていう人生に。
小紋 もー、そんなことを言うとマダムの皆さんに誤解されるじゃないですかー。取材を手伝う、じゃなくて、単に飲み食いしに来てるだけですよー。
オー そんなこというと、私が監督不行き届きで叱られるじゃないですか!!

 

  と、オーナーを待つ間にもスタッフはあれこれ楽しんだよう。明日はいよいよ市場オーナー登場です!

Bangkok madam(バンコクマダム)