夕食のおかずの一品に! お食事番外編。

小紋 そういえば、さっき市場で買ってきたものも食べちゃいましょうか。
オー あれですね、ちょっとお隣からお皿を拝借して……、と。
小紋 これはタイ北部、チェンマイで「カントークディナー」というツアーに参加すると必ず出てきますね。「ケープムー・ナムプリック・キヤオキヤオ・ヌム・マクアテート」というお料理です。ケープが皮、ムーが豚、ナムプリックがつけ合わせ、キヤオヤオが緑、ヌムというのがヌルヌル、マクアテートがなすび、という意味です。早口言葉でどうぞ!というのは置いといて……。豚の皮をカリカリに天日してして、それを脂で揚げたものです。一説によると、日本のM治製菓さんのK-ルという、小紋が子供の頃からあるあのロングランスナックの原型とか。
オー へえ、最近、「タイのK-ルだよ」って書いてあるタイ産のお菓子がありますけど、あれのことですね。
小紋 奥にある、緑の怪しい物体ですが、これは緑なすびを細く裂いて、唐辛子と和えてあるものです。この、豚の皮の揚げ物自体、味はそんなに無いので、これを載せて食べるとおいしいですね。
オー 日本へのお土産にしてもいいと思います。大きさは色々あります。値段は安くて小さいものなら30バーツぐらいから。あ、なすびは傷みやすいので、なすび無しのものを日本のお土産にしてください。
小紋 これはカリカリ感が命なので、開封したら湿気ないように、ご家庭でもホッチキスで封をしたりしてください。小紋家では、洗濯ばさみで口を閉じて冷蔵庫に入れています。

 

小紋 これはカニの甲羅に、カニの身とひき肉をあわせたものを詰めてあげたものですね。これもおいしい!
オー これもサイズによって値段が違います。小さいものなら30バーツぐらいからあります。読者の皆さんがこの市場に来て、これを買って夕ご飯のおかずにするのもいいと思います。

小紋 これはエビをさらっとゆでたものですね。
オー シンプルイスザベスト。
小紋 なぜこのコメントだけ英語。
オー タイ人はエビとカニでは、エビが好きです。
小紋 どうしてでしょうか。
オー カニは食べるのがめんどくさいです。
小紋 く~、なんてタイ人な。まあ私も、超有名タイ料理、プーパッポンカリーを「カニの身だけで料理して」とかよく言いますけどね。
オー それは便利でいいですねえ。
小紋 日本から来た人はカニが甲羅のまんま調理されてる姿が「おお~」とか言ってもらいながら写真を撮ってもらえると思うのですが、身だけにすると一見、「単なる高カロリーっぽい卵焼き?」と勘違いされるのが玉に瑕です。
オー エビのコメントをお願いします。
小紋 またしても脱線していましたか。これは手長エビの手を切ったものだと思います。手長エビといえば、イタリアの首都、ローマでは「手長エビのパスタ」が有名料理の一つなのです。あの時は「手長エビだ~」って超ありがたがって食べていましたが、タイに来ると「またエビかよ~」状態で愕然としました。そのあと、ヨーロッパ向けの手長エビの関税であれこれもめた、などのニュースを見ると、そうか、バンコクのイタリアンに行って食べればよかったのか……と微妙に落ち込んでみたり。
オー なーんだか私が求めてたエビについてのコメントと違いますけど。単なる添乗員話じゃないですか。
小紋 あれ、またしても。エビですが、殻つきで、エビ味噌もたっぷり入っています。身は淡白、この横の結構スパイシーな、タイの「シーフード用たれ」をつけながら食べてください。ビールも合うと思いますが、フルーツジュースも注文しておいて、辛かったらジュースを飲んで中和、という準備をしておくといいと思います。

今日の小紋さんはかなり脱線気味でしたが、夕食のおかずの一品になるようなものをご紹介しました。明日は市場散策後半です。


Bangkok madam(バンコクマダム)