タイ初、赤ちゃん専用スパ
バンコクマダムの2012年5月号 46ページ に掲載された、7~12歳の子も受けられるというホテルのスパ。丁度、ショッピン子がコラムを担当させてもらえることになったあたりですが、それを見て「なんて羨まし~い」&「子供のころからそう言う経験を積ませるのって大事よね~」とじっくり読んだものです。
ナーンて書くと、微妙田舎昔話ファン(笑)のマダムには「来るよ来るよ~」なんて言われちゃうと思いますが(笑)、微妙田舎には微妙田舎のスパがありますよ~(笑)。
まずは温泉。と言っても、「服を着用したままコンクリートで適当に囲った刑務所風お湯の溜まる場所」みたいなところに入る。
場所にもよりますが、天然の川がそばにあれば「熱いから」ってそれこそ服を着用したままざぶんざぶんと入っていく。初めて見た時は入水自殺かと真剣に思ったものです(笑)。
それからハーブ療法ですね。雨が降りすぎてのどが痛いだの(笑)、風が乾きすぎて目が疲れた(笑)だの、微妙田舎ならではの症状にはそれこそ、そこらへんで採ってきましたとか、それを見越して庭の隅で勝手に栽培しときました(笑)とか微妙田舎ならではの採取方法(笑)。
そんな微妙田舎で育った子供たち、風呂と言えば当たり前のようにタライ(笑)かバケツ(笑)。プールなんてしゃれたものも一切なかった微妙田舎、不憫に思った(笑)ショッピン子両親がドラえもんか何かの絵の描かれているビニールプールを送ってくれました(笑)。こんな感じ。
右も左もこってこて中華系一家であるショッピン子旦那一族、子供同士であっても「半分日本人だとやっぱりかわいい」っていう劣等感があった上にこの日本からの贈り物が嫉妬心を掻き立てたのか(笑)、ブルーシート+土嚢でプールを作って対抗(笑)!!こんな感じ。
それをみたお手伝いさんや従業員寮の間でもブルーシートの四隅を吊っただけの極浅プール大流行り(笑)!!こんな感じ。
あのー、ブルーシートは会社の備品なんですけど(笑)、っていう突っ込みなんていざ知らず(笑)、しばらくは毎週のようにあちこちでプール大会が開かれてました(笑)。
さて、そんなシブい昔話は置いといて、ベビースパですね。タイ初の、子供専用スパ。3ヶ月ぐらいの新生児からサービスが受けられるそうです。
スパの内容もさることながら、スパグッズ、水着もかわいいものが一杯!
こんなスイムスーツ。3500バーツです。もちろん、海なんかでも使えますので、「子供用のかわいい水着がなかなか見つからないわ」というマダムはここにお買いものだけに来てもいいかもしれないですね。
さて、お店のご紹介をしましょう。まずは水泳から。赤ちゃんの場合、首に浮き輪をつけて水の中に浮かべるのが一番いい運動になるそうです。もちろん、浮き輪は月齢や年齢によってサイズを取りそろえています。
開店早々だったのでお客さんがいなく、スタッフのトレーニング用のお人形で撮影させてもらいました。
こんな感じで首に浮き輪を巻きます。
外れちゃわない?大丈夫?と言うマダムの心配ももちろんクリア、マジックテープ式と差し込み式ロックの二重対策をしています。
そーっとプールへ。
ジャグジーになっていてブクブクと気泡がでてとっても楽しめるそうです。
この大きいものは、複数の子達で入れるプール。こちらもジャグジーになっていて、その気泡に乗って遊ぶのも楽しいとか。
お風呂の後は体重測定。こんな感じで量ります。
そしてこちらはママまたはスタッフさんがマッサージをしてくれる台。ショッピン子も習ってみました(笑)。
でもよく見ると、お手伝いさんたちが子供をあやすときにお腹をさすったり、ベビーパウダーつけるときにやってるちょっとしたマッサージをやってるような感じでした。さすが、一族同居でやたら子供がうようよいる(笑)旦那家族の子供をケアしてたお手伝いさんだなあ、経験を積んでそれなりところまで達してたんだなあ、と今更ながら感謝(笑)。
そーんな一族郎党同居、なんて辛い(笑)環境にないマダムの赤ちゃんはここでマッサージしてもらいましょう。
さてこちらはもうちょっと大きい子用のスペース。一緒に入るのが恥ずかしい、っていう年齢かもという配慮から一人用のバスタブもあります。
シャッターもありプライベートも完全確保(笑)。一族郎党が同居している微妙田舎ではカケラも聞いたことがなかった言葉、プライベート(笑)ですが21世紀のバンコクの真ん中では子供にも与えられる言葉なんですね(笑)~。
マッサージは基本的にはスタッフさんがしてくれますが、「いつもの家」では実際なかなか実行できないかもしれないちょっと大き目の子への実接触を含んだケア、こういう場でお母さんがしてあげる、または、スタッフさんを含めて、「子供のために習っている」という姿を見せるのも実はいいかもしれませんね。
もう一つ、このお店は子供マニキュアもあります。子供や妊婦さんにも優しい、お水をベースにし人体に影響がある可能性の素材を排除しつつ美しい発色をするものです。
発泡スチロールのお皿にそのブランドと他のブランドのマニキュアを載せると、発泡スチロールが溶けたりしています。コンテンツの違いがよくわかる比較ですね。
こんな感じで塗ってくれます。
もう一つ、子供用のかわいい散髪台もあります。車型、モデルのお人形が超中華顔、旦那一族の中の誰かの子顔だな(笑)~と秘かに笑ってみました(笑)。
座って切ってもらう時はこんな感じ。女の子は「かわいくなろうね~」なんて声を掛けながらだとおとなしく座ってるものですが、男の子はなかなかじっとしていないのですが、こういう椅子にすわってハンドルでも握ってくれてたら(笑)おとなしくしてくれてるかな。ホント、世界的な少子化で子供に掛けるお金や気遣いは以前と比べ物にならなくなってきましたよね。
気になる料金はこちら。案外安いですね!一度トライアルしてみて、気に入ったらコースで買うのもいいかも。しかし子供用にフェイシャルエステもあるのね。まあ、顔は脳に近いので、顔をマッサージすることで脳にあるストレス物質も除去できるんですよ、とバンコクマダムのスパコラムニストさんがおっしゃっておられましたが、ストレスをためないような、予防としてのマッサージ、子供のころからしておくのもいいかも知れませんね。
本日の価格査定:なんでもオンラインで即時かつ一度にあらゆることが出来るのが最高、なんて価値観が蔓延する世の中。人との接触に飢え不安と孤独に苛まれる人が増えているこのご時世、子供のころから積極的に実接触をして少なくとも親とはその価値観以外の世界で生きていける、っていうのを子供のころから確立していくのって大事かも。そう考えると、買いですね。