フレンチのベースで作るフュージョン和食
実は純和食、サシミテンプラというのが苦手なショッピン子。いや、和食が苦手ではなく、厳密に言えば「バンコクで食べる純和食が苦手」です。
というのも、お刺身に関しては「日本から○日ごとに空輸」という売り文句、おいしいはずですが、どうもどこのお店に行っても似たり寄ったりな印象しか持てなかったのです。
バンコクマダムさんの手伝いをするようになり、和食のお店もいろいろお邪魔する機会を頂いていますが、日々強く思うようになりました。
一時期真面目に「こんな味覚音痴ではこの仕事は無理か?いや、日本食を避けるべきか?」と考えていたこともあるのですが、長年のお友達に聞いてもらいその人が言った一言。
「だって、バンコクにある日本食材の仕入れ業者なんて数社しかなくってみんなおんなじようなところから仕入れるんだから似たり寄ったりになるのは当たり前だよ」
魚系で悩んでいただけあって、まーさーにー目からうろこ(笑)。だーかーらーかー、そーかー、だーよーねー!って、この時の氷解感、開放感、是非読者マダムにもお伝えしたいところです(笑)!
なーんて話はさておき、今回ご紹介するレストランは純和食ではなくフュージョン和食。フュージョンと言うと中途半端な混ぜ物料理、というものに冠打つ言葉になってる感もありますが、こちらのレストランのオーナーシェフは長年フランス料理店を経営しており、フレンチをベースにした和食です。
レストランを経営していただけあって、ご本人の経験と種類違いではありますがとてもよく和食を研究していらっしゃるのがわかる内容です。
さてまずはショッピン子のイチオシメニュー、豚の生姜焼きです。
このメニューも作る人によって本当にあれこれいろんな味のバリエーションが生まれるお料理。
ショッピン子実家ではしょうゆと大根おろしで荒目にすりおろして繊維残りまくりの(笑)生姜という辛口系でしたが、このお店では甘口系、しかもこの甘味はお砂糖ほど重くないな、はちみつ?と思うような角の取れた甘さでした。生姜は目の細かいおろし金で丁寧に細かくすりおろしてあるのがわかる繊細さ。
さすが、フレンチ出身!と思った一品です。一見、普通の生姜焼きなんですけどね(笑)。
お次は親子丼です。
これ、ショッピン子の微妙田舎時代の超定番。鶏はそこらじゅうに山ほどいるし(笑)、それに伴い卵もそこらじゅうに山ほど転がってるし(笑)、微妙田舎でも買えるしょうゆや甘口調味料でなんとかそれ風に作れるし(笑)、と言うものでした。
調理も簡単なので旦那実家で長く勤めてくれているお手伝いさんに教えたらあっという間にショッピン子料理レベルををすっぱ抜いて(笑)食卓の人気メニューに仕立てたてくれました。
中に入れるお野菜は玉ねぎ基本でしたが、そのあたりは微妙田舎ならではのアレンジで(笑)、赤い小さい玉ねぎを薄切りにしたのが入った黄色と紫のエミリオプッチ風(笑)、鶏挽肉とバジルを入れたパカパオガイ風(笑)、油断するとナスとキュウリという夏野菜風というか地中海風と言うか(笑)のバリエーションも発生(笑)。
甘口で鶏を使う、というのが微妙田舎の人々にも受けて人気でしたがオヤコーと言う名前には「、、、え~、、、」という冷たい反応(笑)。
「めー と るーく 一緒に食べる」という幼稚園レベルのタイ語説明が良くなかったかもしれません(笑)。
こちらのお店ではお砂糖を少し入れた甘目味付け。玉ねぎはシャキッと、お肉はプリッと、マダムのおひるごはんに最適!と言う感じです。
そして小さい子も大好きなクリームコロッケ。
外はさっくり、中はとろりとした、ショッピン子が最近バンコクにも数店できた「日本の洋食」というお店に行くと必ず注文する一品。アツアツのうちにどうぞ!
そして天ぷらうどん。
バンコクマダムさんの調査によると、読者マダムのランチで好まれるのは1.バスタ 2. ご飯もの と炭水化物一皿系、なんだそうです。
そういう調査の元では(笑)マダムランチにピッタリのおうどんですね~(笑)。ショッピン子も好きですよ、粉モノ(笑)!
こちらは鶏ガラベース系のすっきり系スープ、お通じに効果のあるわかめを添えて大きなエビのてんぷらをどーんと乗せたもの。
うどんと言えば最近沢山出来たセルフうどん屋さんでざるうどんを買いテンカスやネギと生姜は取り放題で食べるという、てんぷらうどんのフリ風(笑)が好きなショッピン子、「わー、天ぷらが入ってる~」とひとしきり大騒ぎ(笑)。
最後は極々ヘルシーかつ簡単なお昼でいいわ、という時にピッタリのサバの塩焼き定食。
日本ではサバの塩焼きというと切り身基本ですが、ショッピン子がタイに来たばかりの時の微妙田舎では頭をつけたまま丸ごと炭火で焼くという豪快な(笑)?お料理(笑)?でした。
それがこうやってきれいなショッピングセンターの中できちんと切り身にしてその人生を全うできるようになるなんて、サバさんの人生に「よかったね!」って言ってあげたいです、って意味不明(笑)。
こちらについては、、、サバの塩焼きです!以上の説明は不可能です~(笑)。午前中スポーツやエクササイズをしたので軽めかつタンパク質をしっかり取りたい、というマダムランチにどうぞ。
本日の価格査定:ランチセットは230~280バーツとお手頃且つあれこれ楽しめるこのレストラン、明日にでも是非!