Subscribe to バンコク最新ショッピングモール案内 Subscribe to バンコク最新ショッピングモール案内's comments

*

パリのフォーブルサントノーレ通りのブラッセリーを再現

Portico75

バイヤー時代もヨーロッパにはとんとご縁のなかったショッピン子。唯一、旦那といったパリ、ローマがヨーロッパ経験、ってとこかしら。

ローマの話はまた別でするとして、パリはバイヤー的にも興味深い街でした。

有名なブランドのお店はさておき、ちょっとしたお店でもきらっとセンスの光るものがあったり、こだわりを感じたり。今でこそ、バンコクでもタイ人オーナーによるこういうお店もたくさんありますが、ほんの5年ぐらい前までは、バイヤー的に「モダンなもの買い物不毛地帯」って感じでしたからねえ。

何店かレストランも行きました。カフェ、ビストロ、ブラッセリー、レストラン、クリナーリ。バンコクでいう、手押し車屋台、屋根のある市場での屋台、タウンハウスの一階にあるアハンタムサン(注文して作ってくれるお店)、レストラン、宮廷料理、ってところでしょうか。

「フランス料理」っていうと、アジアではどうしても『こじゃれてて、結構な内装で、そして高い』っていうイメージですけど、実際のフランス料理は、タイ料理のように2分でできる、ってことはないのですが、煮込み料理だったり和え物だったりと、案外気軽系です。

それを思うと、どうしてアジアではフランス料理はこじゃれてて高級で、っていうイメージなのかな、っていうのを思います。

ちなみに、ショッピン子感覚では、「日本人が作る○○料理が世界で一番おいしい」です。 日本人シェフの作るイタリアン、フレンチが美しく、おいしい。これは昔から言われてることですね。

懐石料理、という『素材の良さを生かす』『味付けはもちろん繊細に』『盛り付けは何よりも印象的に』『全体の見た目も大事』というお料理文化で育った日本人シェフにかなう料理人なんていない、ってことですね。日本人シェフ万歳!なんのことだか(笑)。

さて、そんなフランスの思い出を語りつつ、「ブラッセリーでのお食事が楽しめる」というレストランを紹介します。

お店の名前はd´Orseyです。

オルセイ、というと詳しいマダムは「オルセー美術館のことかしら」と思うかもしれませんが、まさにその通り。

オルセー美術館というと印象派の作品が多い感じですが、このお店は「印象に残るお料理を出す」というのをコンセプトにしているので、あえてinpressionistなどにせず「オルセー」と捻った名前にしているそうです。

前菜としてこんなコールドカットや生牡蠣もあり。

Portico76

Portico77

さて本題のお料理ですが、こちらは粒マスタードの産地として有名なディジョンのマスタードをドレッシングに使ったサラダ。これは大人の味覚でおいしい!一皿245バーツです。

Portico78

もちろん、多くのワインも用意しています。スタッフさんがアバンギャルドな壁画を背景にお写真撮ってくれました。

Portico79

こちらはパリ、というか本当はベルギーの名物なんですが、ムール貝のグリュイエールチーズ焼き。グリュイエールチーズについては、バンコクマダム本誌「今日のランチ」のThe Swiss Choice」というお店でその成り行きとかを紹介してましたね。一皿375バーツです。

Portico80

そしてこちらが「フランス料理店で必ず『今日のおすすめ』として毎日(笑)書いてある、ダックコンフィ。一皿275バーツです。

Portico81

鶏のあっさり感とは違い、濃い肉味で皮をパリッと揚げてある一品。合わせるならローヌワインとかシラー種とかのあっさり系がおすすめです。

こちらはBlue Frozen Margarita 。素敵な色、周りはお塩!若者のデートにいかが。若者って(笑)。一杯245バーツです。

Portico82

あ~今日もたくさんいただきました!!っていうコメントは期待されてないですね(笑)

本日の価格査定:マスタードのドレッシングは真似したい技。パリに行ったことがない人も「パリのブラッセリーってこんなんなんだ~」と納得できるお店です。


Bangkok madam(バンコクマダム)