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最新ショッピングセンターに必ず1つか2つ入っているこの手のお店

Rain Hill West One1

バイヤー。または元バイヤーっていうとみんな「すご~い」とか言ってくれます。一般のファッション雑誌に載ってるバイヤーっていうと、100万円持たされてハワイでセンスのいいものを買ってきて、っていうイメージですよね(笑)。

ショッピン子の場合、元がデパート系スーパーのバイヤーから始まってるので、長崎県に枇杷の買い付けに行ったり、中国にコタツの掛け布団を買いに行ったりと、まあ、一般的イメージからは程遠い感じです(笑)。

それでも、多少の自分のショッピングをする時もたまにあった、って言うか、その時間を捻出するために決断と商談は手早く済ませムダ話は一切せず、電話は用件だけで切り、報告書やFaxは箇条書きで挨拶省略、という徹底ぶり(笑)。その当時はまだメールなんてなかったんだよー。アフフォーですから、なんせ。

そんな(自分の時間を作るために)徹底的にビジネスとしての姿勢を崩さなかったバイヤー時代を思い出すと、こういうお店のオーナーって、かなり羨ましい!

2階にあるWest Oneさんですが、お店番のスタッフ曰く、「オーナーが旅行が好きで、ヨーロッパや香港の免税店で買ってきたものを、免税価格で販売しています」とのこと。ヨーロッパだとVATが25%前後?含んだ価格で販売されてるし、日本の雑誌に乗ってる価格も対米ドルレートでは同等価格になることが普通なので、ここで買えば25%丸々は無理としても(交通費や他経費が発生するので)高級デパートに入っているお店よりも安く買える、ってことですね。

いわゆる並行輸入、ってやつでしょうか。

自分が買いたい物を買うだけ買って、その場で満足したら後は経費乗せて売る、と。うーん、途中までは買い物依存症みたいな感じですが、そこはそれ、お金があれば店を構え人を置き、買った瞬間に「欲しくないもの」になったかばんたちを並べて販売。売れても売れなくても、「そのお店の買い付け」っていう理由をつけて外国に行き買い物。

……結構、心に影の部分がある人たちでしょうか……とか考えてしまうショッピン子。なんせ、バイヤーって一瞬の心の持ちようで勝負が決まるような仕事でしたからねえ。どういえば相手が自分の言い値でうんっていうか、って言うのを常に測るのが仕事。

まあ、お金持ちの道楽、としておきましょう。あ、このお店は価格記載不可だそうです。まあね、並行輸入店なのでしかたないですね。商品だけ紹介します。

こちらはスペインの王室でも採用されている最高級バッグブランド、ロエベ。

Rain Hill West One2 ロエベといえばこれ、っていうアマソナです。革の質は最高級ですね、とても柔らかい。このブランドでお勧めは名刺入れ。まあその時々の流行があるので一概には言えませんが、旦那の友人曰く、「名刺入れって仕事の中で一番よく触る革製品だよね。緊張してるときとかにぎゅーって握っちゃったりするんだけど、そのときにさわり心地が良いとすごく落ち着くんだよね」だそうです。

HルメスやVトンみたいな、「誰でも知ってるマークがどーんと真ん中に書いてあるのが欲しい」という人にはちょっと地味な感じがあるのは否めませんが、もう少しブランドに詳しい人なら「お、ロエベですか。中々ご存知ですね」といってもらえそうです。

色とりどりのお財布。金色、っていうのがアジアマーケットを意識したっぽいセレクションです(笑)。香港やシンガポールや、ヨーロッパでもアジア人が列を成して買い物をするお店限定!とかで売ってるかも。

Rain Hill West One3 こちらはジバンシー。

Rain Hill West One4

ジバンシーというと、オードリー・ヘップバーンと深い親交があったデザイナーさんですね。もちろん、ご本人は亡くなっていますけど、なるほど、トラッドで上質で、しかし斬新、というのがよくわかります。

Rain Hill West One5

プラダはショッピン子が大学生の時代に(相当前ですけど)、「アジアの20代の女の子が使う、をインスピレートしてデザインをする」という時期が一時期あって、相当はやりましたねえ。周りのお友達がみんなアルバイトして8万円とかのかばんを提げて歩いてました。ショッピン子、当時実家から受けていた仕送りが月6万円。とても買えないわ~、でもバイトもする気無いわ~(笑)、って思って眺めてました。

今はその20代の女の子たちも立派にアラフォー、アフフォーになって、ポップな路線を残しつつもちょっとマダム系のデザインも取り入れていますよね。

さてこちらはディオール。

Rain Hill West One6

ショッピン子の体型にちょうどいい大きさ!買っちゃおうかな~とか思いつつも(笑)、日常使いの鞄と靴は壊れる、傷つける、思わぬところで引っ掛ける、っていうのを基本とするバンコクの生活、まあいいや!またご縁のあるときに買います、といって永遠に買わない宣言ですね、これ(笑)。

ショッピン子、これでも旦那の会社のリサーチ部門で働いているフリなので、一応通勤鞄っていうものが必要なんですけど、こういうわかりやすい鞄って、従業員になんて思われるかも嫌なもの。

ちなみに今の愛用鞄は旦那の取引先からお歳暮で貰ったロンシャン風バッグ、推定価格は459バーツ。しかもご丁寧に会社の名前が書いてあるし(笑)。まあそっちを見えないように持てば良いでしょ(笑)っていう、大阪のおばちゃんだって鞄ぐらい買うでしょうか、って笑われたぐらいのテキトーな身の回りのもののそろえ具合。

さてお次はシャネル。

Rain Hill West One7 関西圏出身のショッピン子としては、どーも、ハイヒール・モモコさんが一生懸命買ってた、っていうイメージが抜けない。関東では泉ピンコさんでしょうか。

タイ人だけど関西の大学に留学経験があって日本語堪能、好きな芸能人は明石家さんま、クイズ紳介君と探偵!ナイトスクープは欠かさず見てました、という旦那はこのマークを見るとひゃひゃひゃ、って笑うし。

で、最後に。これはビンテージ、(といっていましたが、セカンドハンドが実態と思われる)バーキンだそうです。

Rain Hill West One8お値段、これは書いてもいいそうです、なんと31万バーツ。日本から買ってきたものだそうです。

中古で31万バーツですか。お好きなマダムはどうぞ!

本日の価格査定:超定番商品なら買ってもいいかも。流行が一新するときに多分大きくセールをするでしょうからその辺がショッピングの狙い目か。でもそこまでして欲しいものかしら?という疑念はちょっとあり。

今日の査定はちょっぴり辛口?


Bangkok madam(バンコクマダム)