日本から買い付けツアーが訪れるほど品質折り紙つきのネコブリーダーさん
今回お邪魔したのは、タイの中でも老舗のネコブリーダーさん、Thai Ancient Cat Centerです。事業として開始したのは13年ほど前とのことですが、ネコを育てることこの道50年のプリチャー氏が取り仕切っておられます。
と言っても、こんな感じの建物。沢山のケージが置いてあり、にゃあにゃあとネコの声が聞こえてきます。
なんと、「タイネコ協会」なんてのもあるそうで、その本部もこちらにあるそうです。
さて、いくつかケージを覘いてみましょう。こちらはピュアホワイトという、真っ白なネコ。
毛の白さと青い目のコントラストが素敵!高貴な感じがしますね。
こちらはいわゆるシャムネコの子供とお母さん。子供のうちはあんまり顔が黒くないですね。でも、写真からだけでも毛が柔らかそうなのがうかがえます。
こちらは2匹出したらチュウをしはじめたネコ。右側のネコのとろけるような表情が印象的ですね!
チュウの最中に引き離されて不満の表情?
こちらはコラート種と呼ばれるもの。毛の柔らかさは他の種類より格段に上で手触りが良く愛玩するのにとても人気があるそうです。
さて、このブリーダーさんが有名な理由の一つ、オッドアイのネコをご紹介しましょう。
右目と左目の色が違う!希少価値が高いそうです。一説によると、オッドアイの場合耳が聞こえないことが多いといわれていたそうですが、獣医療も発達した現在、そうでもないそうです。
希少価値が高いからこそ、その昔はタイの王族にも珍重されたとのこと。オッドアイのネコといい、シャム双生児といい、タイには珍しいものが多いですね!
こちらはネコの赤ちゃん。手に乗るぐらいの本当のベビー。
さてこのネコを愛して50年、オーナーのプリチャーさんをご紹介しましょう。タイのテレビにも出演経験があるそうです。この写真の右から2番目の白髪の紳士は日本の大学の先生でネコの研究家だそう。
こちらはコンテストで賞を取ったシャムネコと。
こちらがご本人。コラート種と一緒に。「子供のころからネコを育てててもう50年以上になるかなあ。ネコが好きとかじゃなかったけど、なんだか自然にそうなった、って感じ。違和感もなかったですね。」
ネコと共に50年。今ではタイの一大ネコブリーダーさんに。どんな人生にも、その人にはその人の使命があるのだ、というのを実感する人生ですね。
日本の国内血統書団体からもプリチャーさんの名前入りで血統書を発行してくれています。
日本の有名女性雑誌の取材が入ったり、血統書団体からもお墨付きをもらったりしているブリーダーさんということがわかります。
施設運営に協賛していただける方は是非寄付をお願いします!になんと日本語が。よっぽどお客さんが多いんだろうなあ。マダムのみなさんも、訪問して抱っこしたり写真を撮ったりして楽しんだら是非寄付をよろしくお願いします。
ちょっとしたお土産コーナーがあるのですが、、、もちろんネコばっかり!さすがです。
タイでもなかなか訪れる、いや、探すことが意外と難しいイヌやネコのブリーダーさん。興味のあるマダムは是非どうぞ!