ミニと言えども結構本格的
さて二日目の朝はリバークルーズからです。かなり満潮気味の運河、朝の穏やかな表情も素敵です。
船に乗り込みましょう。まるでバンコクでタクシーを使うかの如く、生活に観光に船が溶け込んでいます。
運河からメークロン川へ。広々とした視界がさーっと開けてきます。
広い川をゆっくりと進む船。柔らかい朝日。バンコクとは全く違った一日の始まりです。
お寺も船着場を持っています。昔の人はみんな生活水の確保として川沿いに好んで住んでいたので、生活信条を保つお寺も船で行けることは当たり前だったんでしょうね。
入っていくと山羊さんのお出迎え~。
わー、山羊だー、と思っていたらその横はラクダ!?
鹿!
こちらではもちろん餌をあげることが出来ます。野菜や果物、一山10バーツですのでどんどんあげて友達になってくださいね。
やっぱり圧巻はこれ。ラクダにパンをあげましょう。パンも売っています。しかし、、、なぜにラクダ?ラクダも本来砂漠の生き物ですので高温多湿の地域には向かないけど、、まあ細かいことはさておき、山羊や鹿に比べて大物に餌をあげるのはちょっぴりドキドキですね!
鶏もいます。こちらはピヨピヨのひよこちゃんたち。これを見ると、「まだまだひよっこだからな~」とビギナーのことを言いますが、確かにひよっこだ!と思いますね。
こっちは生まれて10日の仔山羊ちゃん。かわゆーい。まだ餌は食べませんが、世話係の人が居たらゼスチャーで抱っこしたいと伝えると檻から出してくれます。タイミングが合えばミルクをあげるのも出来ますよ。
動物赤ちゃんシリーズ、こちらはイノシシの子、うりぼうです。縞がかわいい!手前の大きな物体が大人イノシシなので、どれぐらい小さい子かよくわかりますね!
こちらも餌をあげることが出来ます。大人イノシシ、かなりの迫力!
こんなに大きいと小さい子は怖がっちゃうかも、と心配のマダムにはうさぎさんに餌をあげましょう。
餌は挙げられませんが、優美な鳥として知られるクジャクもいます。羽は広げてくれませんでしたが、何とも高貴な雰囲気を出しています。
さて、もう一つの大物。ダチョウです。しかし、お寺の中のミニ動物園といいながらも、かなりの充実具合ですね!
こちらは日本の昔話・桃太郎に出て来てその存在は知っているけど見たことないわ、と言われるNo.1のキジ。
鹿、イノシシ、ウサギ、キジ、というとヨーロッパグルメに詳しいマダムは「ジビエのラインアップだわ~」と言うのが頭を過ると思いますが、タイでは全くそういう方面の生き物たちじゃないそうです。赤みそ仕立ての牡丹鍋なんて最高だけど、というマダム!それは別途探してご紹介しますよ~。
さりげなくポニーもいました。お寺というと一般的に子供があんまり楽しくない場所ですが、ここは子供が楽しいお寺、ですね!不思議なお寺です。
と、道を挟んだ向こうのお寺の境内に裸の男たちがいっぱい!?と思ったら、なんとこれ人形だそうです。
どうやら、このお寺は軍隊のお守りらしきお寺のようで、これはその昔の「体一つ、または体と武器一つでしか身を守るすべがなかった」という時代の歴史を表しているようです。ムエタイはそういう歴史を背景として発展したものですので、この人形はムエタイの原型を表している、と言えるでしょう。
見学が終わりお寺を出るときに見かけた、こんな小さな船。まるでママチャリか原付でお買い物に出かけるように船に乗っていますね。ところ変われば品替わる、まさにここのことですね!