ありそうでなかった、「船に乗って果物狩り」
常夏の国・タイでは季節によって微妙に変化はあるものの、いつも何らかのフルーツであふれていますよね。
それでも意外と見かけないのが「フルーツ狩り」。観光用に整備された農園が少ないからでしょうかね。
今回ご紹介する農園は100%農園。というと「歩くの大変?」と思うかもしれませんが、なんと船で移動しながらフルーツを捥いでいくという、これまた「これぞタイ!」なフルーツ狩りです。
ココが船乗り場の待合所。お土産なんかも船に乗っていて情緒がありますね。
ここから出発します。ここ、実はタイの映画でちょくちょく出てくる風景です。いや、似たような別の所かも知れませんが、タイ人にとってはこれが「昔過ぎない、モダン過ぎない、田舎過ぎない」の原風景なのかもしれません。
船の待合時間に散歩してみると、、、仔山羊が!ミルクをあげて楽しむことも出来ます。
思えば、山羊や羊などタイの風土紀行ではいなかった動物に出会うことが結構あるなあ、とふと気づきました。山羊や羊は乾燥している地域の生き物で、高温多湿の所ではほとんど見かけないのですが、こうやってタイで見かけるのを考えると世界中どこでも生きていけるんだなあ、と思ったりもします。
それはさておき、果物狩りです。今回は二種類行きました。身の引き締まったブドウのような味わいのロンゴンと、ほのかな味の梨という感じのローズアップルを狩ります。
まずはロンゴンから。
さあ、船に乗って畑にでると、、、おお、沢山の実がなっていますよ!まさに「たわわに実る」ってこのことですね。
これを船に座ったままもぎる、、、なんか、昔の王様の道楽果物狩りって感じでこれまた贅沢な時間です!
皮をむくとこんなジューシー感のある果肉が出てきました!ん~~、美味しい!!
さてこちらはローズアップルの畑。場所が違いますので移動しました。真っ赤な色がおいしそうですね!こちらは市場に出荷する前の選別中の様子です。
さてこの選別場の横でローズアップル狩りをします。こちらは畑に立ち入ってはさみで切り取ります。
ローズアップルは鳥につつかれやすい肌質なので、ビニールを掛けて保護しています。写真の白いものはその袋です。
じゃあ、もぎたてを食べてみましょう。ん~~、甘くてジューシー!いつも会社のそばで買っているものとは段違い!さすがもぎたては美味しい!!
果物狩り、その場で食べるのが一番楽しみかつ美味しいですね!