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タイならでは!鶏を祀った神社

サムットサコン・サムットソンクラームの旅2~鶏神社~1

まずは「タイならでは!」とわくわくしちゃう、鶏神社。

タイは昔から闘鶏という、戦闘用の鶏を戦わせる伝統があります。タイとビルマが戦争をし、ナレスワン王が捕虜になっていた時期と言うのがあるのですが、その時もタイの闘鶏を育て国運をかけてビルマの物と戦わせ「くじけるな、闘鶏のように力強く敵と戦うのだ」と自分の姿を重ね合わせた、と言います。

こちらでは、その闘鶏の力強さを崇めた神社です。お寺でなく神社であるのが、御神体が鶏であること、その鶏を神様として祀っているところから区別があるようです。

日本では「シャモ」として知られるタイの闘鶏。シャモというのも、タイの昔の呼び名であるシャムから取った、と言われています。

マダムのみなさんには「タイの鶏肉は美味しい!」ってことでご承知いただいているかもしれませんね。

サムットサコン・サムットソンクラームの旅2~鶏神社~2

通路にもずらっと鶏が!

その、昔は国運を掛けて戦わせた闘鶏も、今では庶民の身近な賭け事として浸透しています。ゆえに、こちらはギャンブルの神様、金運の神様としても参拝が多いということです。

サムットサコン・サムットソンクラームの旅2~鶏神社~3

ギャンブルはしないけど金運上昇には興味があるわ!というマダム並びにマダムファミリー、1~2体買って奉納するのもおススメです。

サムットサコン・サムットソンクラームの旅2~鶏神社~4

左はタイ人な感じ満載の、ゴールデン鶏。80バーツです。右は闘鶏そのものを模ったもの、100バーツです。

また、この神社は「船に乗って海や川で働く人たちの安全を祈願する神社」としても有名です。こちらは300年ほど前の船、実物です。

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これでカメラにギリギリおさまりました。真ん中のスタッフと比べると、かなり大きい!と言うことがわかりますね。

サムットサコン・サムットソンクラームの旅2~鶏神社~6

そしてこちらが、この神社を建立して奉納した、アユタヤ時代の人物ノラシン氏。闘鶏が大好きだった王族の出身の方だそうです。櫂をもっているところから、きっと最初は船の神社だったのに気が付いたら鶏がいっぱい……っていうタイな感じの経緯がありそうですね!

闘鶏が伝統芸能?伝統技能?かつ、鶏肉の美味しいタイならではの神社、是非行ってみてください!


Bangkok madam(バンコクマダム)