6.タイ式参拝方法をマスター
バンコクには世界的に有名なお寺から、地元の人に愛される小さなお寺まで、数え切れないほどの寺院があります。観光ではよく行くけど、お参り方法がイマイチ分からない……今年はタイ式のお参り方法でお寺へ参拝しませんか?
【本堂へ入る前のお参り編】
大きなお寺の場合、本堂に入る前にお参りをする場所が設けられています。もちろん、こちらにだけお参りをするのもOK。
(1)連の花とお線香を購入
お供えとお祈りに使う蓮の花とお線香を20Bほど(お寺による)で購入します。お金は箱へ入れましょう。
(2)お線香とロウソクに火をつける
お線香にはロウソクと金箔の入った紙が一緒に付いているので、それらをばらして、お線香とロウソクに火をつけます。
(3)ロウソクは燭台へ
お祈りの前に火をつけたロウソクを燭台に立てます。お花とお線香、金箔はまだ手に持っていてください。
(4)お花とお線香を持ってお祈り
仏像の前に正座したら、両手でお花とお線香を挟み、お祈りをします。その後お花は水瓶へ、お線香は線香立てへ。
(5)金箔を仏像に貼る
最後に、紙に包まれた金箔を仏像に貼り付けます。このとき、手で直接持つと手に付いてしまうので、紙を上手く利用して、手に触れないよう注意しましょう。
【本堂で平伏編】
この参拝方法は、仏像とお坊さんに対してのみ使えます。タイ式参拝の基本ですので、ぜひトライしてみてください。
(1)胸の前あたりで合掌
(2)合掌した手を頭へ上げる
(3)肘から先を床に付ける
(1)~(3)を3回繰り返します。1回目は仏像に、2回目は仏陀の教えに、3回目はお坊さんにお祈りを捧げます。