特別インタビュー②

ルイさん、食堂で気をつけたいことってありますか?

勝手の分からないタイの食堂。見よう見まねでその場を過ごす方、周りを気にせず我が道を行く方…さまざまだと思いますが、知っていたら、食堂に入る自信にもつながりますよね。

ルイさんが考える、食堂で気をつけたいことを教えてもらいました。

特別インタビュー②

 

①食べたい気持ちがあれば
タイ語スキルは関係なし

お店の人は、外国人に完璧なタイ語は期待していいないので、気負わなくて大丈夫です。ただ、タイ語メニューしかないようなお店に行く場合は、料理の名前はタイ語で言えるようにするか、食べたい料理の写真を持って行くなど自分で注文できるよう準備しておくのも、外国人のたしなみかなと思います。

 

②空いている時間を狙って
食後はサッと去るのがポイント

混雑時は、料理が出てくるのが遅かったり食堂のスタッフさんがピリピリしていたり、食堂本来の良さを味わうのが難しいこともあります。14時から夕方までの空いている時間帯を狙っていくのがおすすめです。また、食堂や屋台はごはんを食べる人のための場所。食べ終わったらサッと席を空けることを心がけ、もし話足りなかったら、近くのカフェへ行くようにしましょう。

 

特別インタビュー②

 

 

③郷に入れば郷に
タイの食事マナーを実践

基本的にマナーは周りの人を不快にさせないために守るもの。タイではタイの食事マナーを守るのがスマートだなと思います。スプーンとフォークを持って食べる、ずるずると音を立てて食べない、器を持ち上げない、器に口をつけてスープを飲まない、など、基本的なタイの食事マナーを実践しましょう!

 

④行く前に多くを
期待しないこと(笑)

どんなにおいしいと言っても、食堂で出しているのはひと皿300円や500円のメニューです。1皿300円のメニューに500円の食材は絶対に使えないので、その辺りも考慮した上で味わうべき。その点を踏まえて、そのお店でしか感じられない「おいしさ」を探すのも食堂の醍醐味です。

 

⑤いっぱい試したいなら
お持ち帰りを活用

タイは「ガッバーン(持ち帰り)」文化。日本ではレストランで持ち帰りなんてできませんが、タイはそれが日常なので、試したい料理があったら注文して、食べ切れないものは持ち帰るのもひとつの手です。

 

特別インタビュー②

 

こんなところでしょうか。

ちなみに、私はお腹が弱いので食堂に行く時は自分の体調と相談していくようにしています。やっぱり、お腹を壊す時は体調が良くない時なので。みなさんも自分の体調と相談して食堂にトライしてくださいね!

 

 

特別インタビュー②

白石 路以(しらいし・るい)

日本で唯一のタイ料理専門ライター。日本でライターとして活動後、バンコクに3年在住。現地でタイ各地の料理を学ぶ。現在は1年の半分をバンコクで過ごしながら日本で活動中。『10分で本格タイごはん』『キレイを叶える週末バンコク♡』などタイ関連の書籍等を手がける。

バンコクの最新タイ料理情報をインスタで発信中!

https://www.instagram.com/thaifoodwriter/

 

特別インタビュー②

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(取材・文:山形美郷)

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