旅の始まりの街 パロ

旅の始まりの街
パロ Paro

旅の始まりの街 パロ

ブータンで唯一の国際空港があるパロは、内外をつなぐ主要なエリア。道路や商店が整備されてきている中でも、昔ながらのライフスタイルが変わらずに残っているのが魅力です。ブータン最大の観光地「タクツァン僧院」もパロにあり、リゾートホテルが多いのも特徴。

 

旅の始まりの街 パロ
ブータン最古の寺院
キチュ・ラカン

ブータンに仏教が入ってきた最初の地がパロといわれ、中でも最も古い寺院のひとつが7世紀に建てられたキチュ・ラカン。

旅の始まりの街 パロ 朝早くから地元の人たちが通っている

旅の始まりの街 パロ

さほど大きくはありませんが、堂内に一歩入るとその凛とした空気に一瞬で心を奪われます。窓の外から朝日が差し込む様子は、まるで天国からの光のよう。ブータン人の間では「タクツァン僧院とキチュ・ラカンを見れば天国に行ける」と信じられているほど、重要な場所になっています。

旅の始まりの街 パロ 中庭から見た寺院

旅の始まりの街 パロ

カラフルな装飾が入り口にほどこされている

旅の始まりの街 パロ

 

 

旅の始まりの街 パロ ブータン農業の父
西岡記念塔

美しく並んだ棚田を望めるパロの丘の上。そこにまつられた記念塔の主が、故・西岡京治氏※。28年を通して日本式農業をブータンに根付かせ、多数の野菜や果物の栽培を可能にし、ブータンの食卓を豊かにしてきた第一人者。貴族・政府高官などに贈られる特別な爵位「ダショー」を授与された唯一の日本人であり、今でもその功績は語り継がれています。

旅の始まりの街 パロ 記念塔に書かれた感謝の言葉

※1992年、ブータンで59年の生涯を閉じました。

旅の始まりの街 パロ 当時から受け継がれている棚田

旅の始まりの街 パロ 記念塔の隣には国立種子研究センターがある

 

旅の始まりの街 パロ

煌めく宝石の城
パロ・ゾン

正式名称は「リンブン・ゾン(宝石の山の城)」。その名のごとく、建物内は細かい装飾がほどこされ、その美しさが際立っています。映画『リトル・ブッダ』のロケ地としても有名。ゾンの近くには国立博物館があり、合わせて見るのがおすすめ。

旅の始まりの街 パロ ゾンの手前には小さな橋がかかっている

 

旅の始まりの街 パロ

ブータンの歴史が詰まった
国立博物館

もとは見張り台として建てられたものを博物館として利用し始めたのが1968 年。仏像や掛け軸などの仏教に関わるもののほか、特徴的なブータンのお面、生活用品、野生動植物など多彩な展示物が並びます。
 
※2012年の地震の影響のため現在移転中。今年中にはオープン予定。入場料は50Nu。

 

CHECK!
旅の始まりの街 パロ

ブータンを去る最後の日の朝。すっきりと晴れ渡った空の先には雪山も顔を出してくれました^^

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