トルコの“今”が集まる新市街
旧市街から新市街へは、その間をつなぐガラタ橋を歩いて10分ほど。そのたった10分で、街の表情はガラリと変わります。歴史遺産群が並び、悠久のときを感じられる旧市街とはまた違う、新市街の面白さをご紹介♪
夕方のガラタ橋は人がいっぱい(釣り人もいっぱい)
新市街が大きく変わったのは、ここ5年ほど。もともとは目立ったお店もなく、治安のよくないエリアとして人が少なかったのが、今では個人経営の洋服やアクセサリーショップ、ギャラリーなどが続々とオープン。流行の発信地として、トルコの若者が集まるエリアになっています。
イスタンブール現代美術館はアート好き必見!
地下鉄やバスターミナルが集まる「タクシム広場」
中でも、毎日のように多くの人でにぎわいを見せるのが、ヨーロッパの街なみが垣間見える「イスティクラル通り」。
その昔は外国人居住区だったため、石造りのクラシックな建物が脇を連ね、真っ赤なトラムが道の真ん中を通ったと思ったら、100年以上も前に建てられた赤レンガの教会が現れたり、パリと見間違うかのような「パッサージュ(アーケード街)」が口を開いて待っていたり。メインストリートを真っすぐ進むのもいいけれど、少し道をそれるとアンティークの専門店が集まった通りやパリの小径のようなかわいい通りに出合える楽しみも。歩くだけでも、イスタンブールの今を感じられる場所です。
タクシム広場からイスティクラル通りを走る昔ながらのトラム
「パッサージュ」と呼ばれるアーケード街がいくつかある(写真はCicek Pasaji)
中の造りにも注目!
こちらはアンティークが並ぶ別のパッサージュ
路地裏に入るとオシャレなカフェが多い
ショッピング街に突然現れるレンガ造りの「聖アントワーヌ教会」。1912年完成
オシャレな古書店やアンティークな家具、アクセサリー、洋服、食器などのセレクトショップも多い
ガラタ塔の近くでは若者がのんびりおしゃべり
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住宅街に紛れこむ隠れ家レストラン
人気の夜景スポットでもある
おすすめ!
もし少し足を延ばせるんだったら……
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さぁ、気になる場所は見つかりましたか?