私は必ず、メールでもお手紙でも季節感を感じさせる一文を添えます。深まる夏の夜、出版社の方にメールのお返事を書いた時にとても喜ばれた一文をご紹介しましょう。
「今、夏の夜風になびく風鈴の涼しげな音を聴きながら、シャンパンをお供に、お返事を書いています」
このような季語を交えた文頭で用件を書いたら、「マダムと一緒に私もシャンパンが飲みたくなって、思わず冷蔵庫に入っていたシャンパンを開けてしまいました。お陰で蒸し暑い夜が優雅な夜になりました!」とのこと。季語を通して、相手とつかの間の心の交流を楽しめた気持ちになり、私もうれしく思った一例です。単なるメールの返事が生きた会話のように変わり、楽しくなりますよ。
●季語を作るポイントは?
1、自分が四季の中で、肌で感じる自然の空気感・天候を書く。
2、季節の風物・植物・花をちりばめて書く。
3、いま、自分の目の前にあるもの、または様子などを垣間見せるように書く。
さらに、季節を感じさせる私の演出方法は、季節の一筆箋を使ったり、シールなどを貼ったりする短文のお手紙です。また、自分らしさが表現できるようなちょっとした工夫は、普段の生活や仕事の中でも同じです。お気に入りの葉書やメモ帳はいつも用意しておいたり、「私らしい雰囲気」を少しでも感じていただけるように、郵便物に添えるお手紙用としても使ったりしています。
こちらは、日本の夏の風物「風鈴」の一筆箋と「かき氷」などのシール。このような季節を表すアイテムをいつもそろえています。
みなさんも今年の夏は、お便りを書いてみませんか?
