「緑が多いと、みんな気持ちいいでしょ」
ここを、単なるおしゃれなアジアン雑貨屋 兼 タイ料理レストランだと思ったら大間違い。お庭には、種や苗から育てた植物や野菜、木々がのびのびと育ち、店内には、ディスプレイされた鉢植えがその空間に馴染むようにさらりと並ぶ。
門を入るとあっという間に緑に囲まれた空間に
お店の入り口の脇にはお庭のスペースがあり、
ナチュラルなアンティークのテーブルやイスがよく似合います
店内のアジアン雑貨になじんで植物がディスプレイ
植物愛好家にはたまらない、この場所の主・谷山さんが、「手入れをされすぎてキチンとしている庭は好きじゃない。さりげなく整っているものが好き」と話すように、ここにある植物はすべて自然体。飾らない谷山さんの人柄と重なります。
ただ、自然体であるがゆえに虫との戦いも絶えなく辛いとのことですが、なんだか旧知の仲のように見えるのは私だけでしょうか。
(profile)
谷山 博さん
在タイ20年以上。30年以上前に編集者として作った植物の本がきっかけで、その魅力に取り憑かれる。先に紹介した「チャトチャック植物市」に毎週通い続けて15年。雑貨屋・タイ料理レストラン「Near Equal」店主。
庭の一角に集められたサボテン棚。
「サボテンは、実は一番難しいかもしれない」と谷山さん
お店の看板犬・ヤムヤム♂がのんびりとみなさんをお待ちしています
葉っぱや短めの花をポンと入れたり 60B
アンティークのレンゲは土いじりの強い味方 95B
ちょこんと置きたい小鳥の置物 140B
(info.)
Near Equal
22/2 Sukhumvit 47
02-258-1564
雑貨屋 10:00〜21:00
レストラン 11:30〜22:00
www.facebook.com/NearEqual47
※2015年7月19日まで、レストランは毎週日曜が定休、ショップは18:00まで。
※商品価格は2015年6月取材当時のものです。
<おまけ>
Near Equal に学ぶ
植物の魅せ方・置き方
1
まずは日当りをチェック!
日当たりの必要性は植物によって違うので、最初に調べておくこと。写真の植物が置いてある棚の外にはもともと木があったが、植物を置くために切ったのだそう。
2
さりげない庭づくり
2年前にリノベーションしてアンティークなイスやテーブルを置いた庭先のスペース。上から吊るされた植物が涼しげです。
3
全体のバランスが大事
植物を単体で見るのではなく、部屋のデザイン・色のトーンを考えて買うこと。衝動買いはもってのほか!
4
植物と器の組み合わせ
ホーローの下に穴を開けて、針金を組み合わせて作ったのがこちら。鉢をお皿に乗せたりボウルに入れたりすれば、手軽に雰囲気が変えられます。
お店にいったら、雑貨と一緒に植物も見てみてくださいね♪