ローカルな刺激を感じたい人へ〜ノンタブリー市街地編〜
Sathornの船着き場を出てから揺られること1時間半。
ノンタブリーの街が見えて来ます。
広場でベンチに座って
のんびりおしゃべりしている人がいたり、
釣りをしている人がいたり。
降りる前から、なんだか緩やかな空気が流れていることがわかります。
よし、まずは地元の人に情報収集しなければ!
郷に入れば郷に従う。
ローカルのことはローカルに聞く。
ガイドブックに載っていないような場所は
特に、この方法が一番てっとり早い。
船から降りて出会ったのは
ここでボートのツアーガイドをやっているおじさん!
早速、この辺りのことを聞いてみると……
「なるほど。この辺りのことなら任せなさい。
駅前なら街一番のパン屋とマーケットはのぞいていってほしいね。
あとは少し離れるけれどクレッド島は行かなきゃね!
島を1周するボートツアーが特におすすめだよ!」
一見、あやしそうだけど(失礼!)優しかった!
レックさん、ありがとうございます!
早速パン屋に向かってみよう♪
船着き場の外はこんなかんじ。
鶏をちょこんと乗せた時計台が
街の時間をゆっくり刻んでいます。
トゥクトゥクも大事な交通手段です。
地元の人に混ざってまっすぐ5分ほど進んでいくと……
なんだか同じ袋を持っている人とすれ違う。
一体、なんのお店なんだろう?と思っていると
にぎわいを見せるオレンジのお店が登場。
すごーい!人がお店の中にひしめき合っている(汗)。
パンの種類も多いし、しかも安い!!!
ソーセージパンが12Bって……
都内では30Bがふつうだと思っていたのに。
今のいちおしは、
みんなのおやつとして人気のプチシュー♪
もっちりとした皮とちょうどいい甘さのクリーム、
小ぶりな大きさが食べ歩きに持って来いですね!
こちらのお店がオープンしたのは30年以上前。
100種類以上のベーカリーを扱うノンタブリーの超・有名店です。
「着色料と保存料を使わず、
みんなが安心して食べられる味を目指しています」
と話すのはオーナーさん。
この安心感が、何よりもうれしいですね。
(info)
Non Bakery/ร้านนนท์เบเกอรี่
TEL:02-527-1752
毎日8:00〜20:00
◆ちょっと寄り道♪
実はこの街角にあるベーカリーのお店を左に曲がると
刑の重い囚人たちが集まると言われる
刑務所があるので、ノンタブリーに来た記念に
ひと目見てみてください。
紫の外観がなんだかあやしげ…
先ほどのパン屋から道路を挟んで斜め左側には
ローカルマーケットがあります。
ここの人々にとっては至極当たり前の風景ですが
慣れない人は思わず目をそらしちゃうかも!?
手前には果物や野菜、奥に進むにつれ
生の魚やお肉が次々と現れます。
同時に、そのにおいも引き連れて。
きれいなスーパーやデパートにご興味のない方はぜひ、
足を運んでみてはいかがでしょう?
大通りに面した場所には屋台があるので、
ランチタイムにも活用できます。
※朝~夕方まで毎日オープン
その他、街中には英語表記の看板がほぼ皆無で
なんとなく漂う“アウェイ感”。
そんなタイにどっぷり浸れるノンタブリーは
まだまだ開拓の余地あり!ですよ♪
最後に……
船着き場横の広場の様子を1枚。
夕方にはきれいな夕陽が見えますよ〜。
クレッド島編へ、続く……