彫金という工芸
彫金とはヨーロッパを発祥にした金属加工技術で、遠く江戸時代の頃は南蛮貿易によって運ばれたダマスクスを見よう見まねで加工して刀の握り部分に用いたりしていました。
この技法もヨーロッパよりアラブ文化が優勢だったころのアラブが発祥と言われています。
現状、ヨーロッパでダマスクスをお土産として買えるのはスペイン・トレドでしょうか。少人数であれば工房見学もできると思います。
と、調べたらバンコクには彫金を教えてくれる学校があるみたい!バンコクマダム編集部へ早速調査依頼をしておきますので、ご興味のあるマダムはお楽しみに!
さて、こちらのお店はそういう彫金を「現代風にもっとかわいいアクセサリーにしたい」として、タイの芸術大学・シラパコーン大学の彫金課を卒業したオーナーのお店です。
ちょっとバンコクマダム読者平均年齢層より若干わかめなかんじではありますが、「お友達マダムが御嬢さんと一緒に日本からいらっしゃった」なんてときのお土産購入先としてお考えいただければ、と思います。
20代前半ぐらいまでの方に喜ばれそうなデザイン。マダム年代では「グリコのおまけ、みたいな指輪」でしょうか。
こちらは彫金+粘土の作品。「女は細かい手作業が好き」という世界共通の現象をここでも確認できます。
そしてこちらが彫金類。まずは指輪から。
指輪はサイズがあるからお土産には不向きだわ、という場合にはネックレスはいかがでしょうか。
バンビやフラミンゴなんてなかなかかわいい!会社の出張で若い子に何買って行ったらいいかわからない、なんていうお父さんにも「とりあえずこれを10個ぐらい買っておいたらどうですか?」とお勧めしたくなるような品々でした!