日本にあるアクセサリー屋さんみたい!
珍しく、女性オーナーのお店をご紹介(笑)。つい値切り交渉が楽なほうへ楽なほうへと考えるショッピン子、気が付くと女性オーナーさんを一人もご紹介していないことが判明(笑)。
こちらのお店もオーナーさんが自らデザインしたものを中心に販売しています。
バイヤー時代、こーんな気の利いたアクセサリーが売ってたら、それこそここぞとばかりに買い占めて「タイのアクセサリー専門バイヤー」とかに成れてたかもしれない!と思うほど、日本でも十分通用するデザインです。
そしてお店の内装やディスプレイもまるで日本のよう。
オーナーさんに話を聞いてみましょう。
きっかけは日本の雑貨雑誌です。日本語は全くわかりませんが、写真を見てるだけで素敵、いつか日本に買い物に行きたい、そんなことを思いながら雑誌を眺める日々でした。
大学ではプロダクトデザインを勉強し、子供の頃好きだった本を出して来たり今のアクセサリー本をめくったりしながら自分の好きなデザインを追求しました。
価格は抑えるように、というのをモットーにしています。素敵でも高くて買えないなあ、では意味がないので。その分、原価計算や人件費配賦などを徹底しています。
手ごろな値段で可愛い!と言ってもらえていて、オープンしてまだ日は浅いのですがタイ人他いろんな方に買っていただいています。おすすめ商品ですか?全部です(笑)!子供のころからあこがれていた仕事ができて、お店に並べている作品もすべて自分の子供のようにかわいく思っています。大事に使ってもらえるといいな。
こういう、21世紀型のお店でオーナー兼デザイナーさんっていう人に話を聞くと、本当に「子供の頃日本の雑誌で見て憧れて」という話が多いです。日本にいると日本の良さってあまりわかりませんが、外国人や外国在住日本人になるとそれを痛感しますよね。
さて、そんなオーナーさんの作品を紹介していきましょう。こちらのピアスで一組220バーツ程度です。
こちらはネックレス類。タイのディスプレイ方式だと、くるくる回転する引っかけ台に目一杯商品がぶら下がってて「どれがどれだか。取ろうとするともつれるし」ということもおおいのですが、こちらでは日本式に壁にフックをつけて一つずつ下げてありますね。見やすいし手に取りやすい。壁際というスペースも有効活用。
こーんな、大振りのアームブレスもありました。380バーツ。安いね!水着の時用のアクセサリーとして活用したい感じ。
そしてこちらは「日本人のお客さまによくお買い上げいただいていますよ」というバラをモチーフにしたバッグ、350バーツ。
色は白、黒、濃いピンク、薄いピンク、クリーム色とあり、大きさも大小ありました。OLさんなんかが昼ごはんに財布と携帯だけ入れていく鞄みたい!バイヤーなら買い付けてオフィス街の小物屋さん系に、とか売り先まで考えたショッピン子(笑)。
雑貨のみならず、やはり雑誌で見た「天然コットンを使った緩やかな心地の良いウエア」というのも子供のころからの憧れだったそうで、こちらも自分でデザインして作っていらっしゃいます。
いやあ、「日本に憧れて」というありがたい言葉に触れて新しい創造性を垣間見るたびに「頑張ってね!」と声を掛け、お店が成功しますように、と祈るショッピン子でした。