まるで有名百貨店の一角で営業しているようなお店

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ショッピン子がタイに来てから早くも干支は一周半以上しています。タイには「エスニック小物を買い付ける」という仕事でよく来ていました。その当時は「かわいいよね~」とよく思っていましたが、実際住んでみると日本の小物がいかに洗練されたデザインの上機能的でおまけに値段が安いのか、というのを痛感しました。

そうするうちにアジアの通貨危機を迎えました。これを乗り切った2000年あたりから、いわゆる新興富裕層の間では「子供はタイにいる間はインターナショナルスクールに通わせる、大学は外国で」というのを目指した教育が現実化してきたように思います。

当時12~18歳ぐらいだった子たちが高校を終えて7~8年大学・大学院通学の外国暮らしをしてから帰ってきたのがここ3~4年ぐらいのこと。

勉強してきたことを生かしたい、と小物をデザイン・作成して販売するとか、おしゃれなカフェを営業するとか。おかげで、ここのところのバンコクでは急激にそういったお店が増えています。

今回のお店はオーナーさんがいらっしゃらなかったのでお話は聞けませんでしたが、多分そういう流れの中の一つのお店だと思われます。

まずは商品紹介から。

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クジラをモチーフにしたハンドバッグ。表面は綿でしたが、とても手触りがよく織もこまかかったのでショッピン子のようにあちこちで引っかけてガリガリっとしちゃってもマイナースクラッチ程度で収まりそう、と自分を基準に品質判断(笑)。4,090バーツです。

こちらは、、、モチーフはよくわかりませんが、A4書類も楽々入る鞄、2,050バーツです。

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このお店で感心したのがディスプレイと内装。アメリカの有名デパートでこういう内装あるよね、という感じを受けました。

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通貨危機というトラブルに遭いながらも逞しく実業を回し子供を外国で勉強させてきたお父さんたち、お疲れ様です!と思ったお店訪問でした。


Bangkok madam(バンコクマダム)