何億年の年月をかけて地球が生み出した力を身に着けよう。

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何を隠そう、小紋は地質マニアです。何を言い出すのかというと、添乗員の時代、あちこち訪問して「こちらの名物料理は、、、です。なぜならここは、、、という土壌で、、、、が豊富に収穫できるからです」的説明がかなり多くありました。

そのうち、こういうのが名物料理、こういう原料が取れますなんて言われたら『○○っていう土壌、土質なんだろうな』と思うようになりました。

その土壌で、という話の一つに貴石や宝石の採掘があります。ダイヤモンドの採掘現場には行ったことがありませんが、ルビーやサファイヤなどならあります。

その現場を見て思うことは「地球が何十億年と時間をかけて作ってきたものってすごいな!」ということです。それを掘り起こす人間の情熱もさることながら、掘り出されたときは荒削りの原石だったものが研磨場で磨き上げられ商品となったときの美しさ、放つ光。

素晴らしいなと思いました。そして、人間の人生も必ず浮き沈みがあり、人間というのはどうしても「手に入ってないもの」「まだ得られていないもの」をカウントする傾向にありますが、本当はそれらの原石はすでに持っているのに磨いてないだけなのじゃないか、などと人生まで振り返ってみることを促す宝石の原石。

こちらのお店のオーナー・アネックさんはそんな「原石が放つ魅力」をできる限りシンプルに表現し身に着けられるものしたい、と思ったそうです。

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オーナーさん 大学ではコミュニケーション・アーツを勉強していました。その中でプロダクトデザインを勉強した時に原石に会いました。いわゆる半貴石でダイヤモンドなどのように固くないため凝ったデザインと研磨ができないのが逆にシンプルにして石の本来持つ力を表現できるのでないか、と思いました。
   
  石は世界中から取り寄せて作っています。めのうなどはメキシコから取り寄せています。
   
  シルバーを土台に使っています。こちらのデザインの勉強もしました。石を引き立てるため、あまり凝ったつくりはしていませんが、ご希望でしたらオーダーメイドしていただくことも可能です。

 

同行したバンコクマダムのタイ人スタッフさんが小声で「オーナー、かわいいですぅ」とちょっぴりファン?になったアネックさんの作品を見ていきましょう。

こちらは日本語名不明ですが、Fern Agate。

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こちらは黒オニキス。

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そしてアメジスト。

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指輪だけでなく、ネックレスも作っているそうです。ネックレスは「声の通りがよくなる石」や「思っていることを素直に伝えられる石」などを選んで作るといいかもしれませんね。

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シンプルなデザインは日常使いにぴったり。日々天然石の力を与えてもらえるアクセサリー、付加価値が大きいですよ!


Bangkok madam(バンコクマダム)