ペットは飼っている人にとって大切な家族。それでも、タイへの引っ越しのときに煩雑な手続きやタイでの生活のことを考えて連れてくるのをあきらめる方も多いのではないでしょうか。タイにペットを連れてきたい!そんな方のためにタイでのペットの暮らしやペット引っ越しの手続きをまとめました。
-
ペットOKの賃貸はどれくらいあるの?
- バンコクでは賃貸物件の約5パーセントといわれています。ペットの種類や大きさによって可否が分かれる物件もあるので、引っ越しの際は確認が必要です。ペット可物件は少ないものの、日本の賃貸よりも部屋が広いことが多く室内犬や猫にとってはうれしい環境です。また、ペット可であっても追い出されるケースもありますので、お探しの際は、住んでる方に聞くのが一番です。ペットの住んでる部屋の割合がアパート選びのポイントです。目安として30%以上が優良物件です。少ない場合は、過去何らかのトラブルありと考えた方が良いでしょう。
ペットフードは充実している?
- 日本と比較すると取り扱う種類は少ないですが、主要メーカーのえさはスーパーで売っています。日本で売られているペットフードの工場がタイにあることも多いので割安で購入できます。また、手作りのペットフードを扱うお店も流行っているようです。
散歩できるような場所はある?
- 全ての一般公園はペット原則禁止、路上は野良犬がが多数いるため危険です。皆さん、アパートの敷地内でお散歩しています。しかし、近年ではあちらこちらにドッグランができています。週末に家族一緒にドッグランで運動するのがトレンドのようです。
病院やグルーミングできる場所はある?
- 日本と違い、大学病院が最も設備が整っていますが、待ち時間が長くタイ語が必須です。また、専門分野で獣医が診れる病気が違ってきます。日ごろからファミリードクターを決めて健康管理をしておくと、いざという時に大学の専門医も紹介してもらえます。スクンビットエリアでは、日本の動物病院と提携している動物病院が一つあり、日本で研修を受けた獣医師が日本語で診療します。
グルーミングの価格は日本よりとても安いです。店を選べば、グルーミングの質は日本より良いこともあります。日本では2カ月おきにお手入れしている方もタイでは1カ月ごとにペットの手入れをされる方もいるようです。 ペットと引っ越しする場合の手続きは?
-
2020年からシステムを使用しての申請が始まりました。
手続きの方法は以下の通りです。
-
ペットの引っ越しに必要な手続き
-
入国・出国のプロセス
-
- システムにて申請入力
- 申請書類記入・提出
- ペットと一緒に動物検疫に行く
個人でも手続きは可能です。しかし、システム登録はタイ語のみのためタイ語の知識がないと難しく、代行エージェントに依頼するか、検疫所で検疫官に入力してもらうために状況を説明しなければなりません。
よくあるトラブル
-
- タイ政府機関からの連絡が遅れて、ペットの引っ越しが遅れてしまった。
- 日本国内で問い合わせをしても明確な回答をくれるところがなかった。
- ペットが緊張や長い時間待たされるストレスにより発熱し、病気とみなされ出国許可がでなかった。
- 検疫官の質問が理解できず検疫時間が長引いてしまった(検疫官は日本語が話せません。)
- 書類に不備があり許可が下りなかった。
スクンビットエリアのペット輸出入代行業者および、動物病院のご紹介
-
- Twinkle Pet Park & Hospital
-
10年の実績で、タイと日本の検疫所と友好な関係を持つ同社。これまでの出入国実績800匹以上で係留はありません。日本以外(シンガポール、ベトナム、マレーシア等々)の移動も対応しています。
日本人スタッフがタイ入国に必要なタイ検疫所とのやり取りを代行します。
- 入国手続き代行費用:1匹 39,800円 税込み
- 出国手続き代行費用:1匹 24,800B+VAT
また、バンコク 内では、唯一の日系動物病院です。獣医を含め、全て日本語で対応しています。
ペット不動産紹介やグルーミング、ホテル、ドックラン、キャットルームも備えたエリア最大規模(1000sqm)の総合施設です。