My Life - 医師 百武加恵さん -
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日本人女医・初のタイ医師免許取得「もっと患者さんと関わりたい」
東ティモールでのPKO活動中の様子2002年、東ティモールでのPKO(国際平和維持活動)に参加。そこで、タイ生活の始まりを告げる出会いが待っていた。今の旦那さんから熱烈なアプローチを受け、海を越える決心をした。同時に、タイ医師免許を取ってタイの病院で働くことも。
日本人女医として初めてのタイ医師免許を取得し、2011年から「バムルンラード・インターナショナル病院」内の一般内科に勤める百武先生。国籍問わず多くの患者さんが訪れる同病院で、主に日本人の患者さんを担当し、その心と体の両方をケアしています。日本では防衛医科大学を卒業した1993年から、自衛隊病院に勤務。高血圧や糖尿病などの一般的な内科診療や検診、胃や大腸の内視鏡検査を主に行ってきました。
日本人スタッフとの打ち合わせ風景「タイ医師免許を取得するには、まずタイ人と親戚にならなければいけないんですよね。私は旦那がタイ人だったので試験を受けることはできたんですが、最後のタイ語で患者さんとやりとりを行う試験になかなか通らなくて。3回目でようやく受かりました。試験対策用の本が日本みたいに販売されているわけではなく、まず過去問を持っている学生を探すところから始めなきゃいけないんですよ。それに、やっと手に入れた過去問もすべてタイ語で書いてあるので、辞書とにらめっこしながら少しずつ問題を解いていきました(途中、何度いやになったことか!) 」
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「どうしたら楽しく暮らせるか」発想の転換で日々が変わる
病院に勤務し、奥さんとしても家庭で活躍する百武先生の趣味はランニングです。コンドミニアムの敷地内が日々のランニングコースといい、旦那さんと一緒に走ることもあるそう。「私はひとりで走りたいんですけどね、付いてくるんで仕方なく(笑)」とコミュニケーションの一環にもなっているようです。
タイ人の旦那さんとの結婚式は、もちろんタイスタイル♪働きながら自分の時間も大切にする。そんな先生ですが、慣れない海外暮らし、タイ人である旦那さんとの生活……知らず知らずのうちにイライラすることもあったのだそう。「そんな時は相手に対して怒るのはやめにしてどうしたら今の自分が幸せと感じられるか。自分を変えることに集中し、その方法が思いつかない場合は、それに関する本を読みあさり、たまに人に相談し、それでもだめなら放っておいて時間に身を任せる。積極的に自分の発想を変えることでタイ生活を楽しんでいます」
旦那さんの仕事でバンコクに住むようになった奥さんの中には、新しい環境になかなか馴染めずに悩みを抱えている人もいるのだそう。「相談を受けた時は、相手の話をしっかり聞くことに集中します。話すことで、自分で解決する力を取り戻す方は多いですから」
力みのない、自然体の百武先生を前にしたら、それだけでなんだかホッとできる。そんな魅力をもった先生です。
- バムルンラード・インターナショナル病院
- 33 Sukhumvit 3(Soi Nana Nua)
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