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「身近な存在、知らないその深さ2」

「王様」の異名を持つ爽やかなヤツ
パッ・ガパオ・ガイバジルという名前が広く知れ渡っているしそ科のハーブ。
アフリカや熱帯アジア原産ともいわれるバジルは、トマトと特に相性がよいため、イタリア料理で重宝されていて、ペストジェノベーゼと呼ばれるバジルソースは特に有名です。 原産地に近いタイでも、もちろん、バジルは多くの料理に使われています。
パッ・ガパオ・ガイの名前でお馴染みのバジルと鶏肉の炒め物のほか、クイッティアオやバミーのトッピングや「ご自由にどうぞ」の皿の上、カレーやスープの具としても用いられていて、私たちの目・鼻・口を楽しませてくれます。
バジル独特のすっきりとしていて、爽やかな香りは、精神的な疲れを癒すと言われています。さらに、新鮮なバジル(スイートバジル)は強くて甘い香りを持っているのだそうです。
バジルの意外なお仕事
古代ローマでは、ほれ薬としてバジルが使われていたというエピソードが残るバジル。 おそらくほれ薬に使われた理由と思われる香りのよさを活かして、口臭予防のマウスウォッシュとしても使用されています。
その他に、消化促進の効果や、頭痛を和らげる効果もあり、その効果をより吸収しやすくするために、ハーブチンキやハーブティーとしても取り入れられています。
興味深い使われ方としては、生の葉を虫刺されに擦り付ける民間療法や思わず「へぇ~」と呟いてしまいそうなものがあります。
それはなんと、江戸時代、バジルの存在を知った我らが日本人の活用方法です。目に入ったゴミをとるものとして使われていたそうです。そのため、日本では、バジルを目箒と呼びます。
その方法は、バジルの種を水に入れ、バジルの種の周りにゼリー状のものができるのを待ちます。そのゼリー状のものを目に入れると、埃やゴミが痛みなく、清潔に取れるそうです。気になる方は、食用のものでお試しあれ。
バジルの種類
バジルバジルというと、スイートバジルが幅広く流通していることもあり、一般的なものと認識されています。しかし、バジルにも様々な種類が存在します。その中で、タイでは、horaphaと呼ばれるスイートバジルの他に二つの種類のバジルも目にする機会が多くあります。kapharaoと呼ばれタイバジルという別名も持つホーリーバジル(レッドバジル)とmaenglakと呼ばれるもの。こちらも同じくタイバジルの別名も持ちつつ、アメリカンバジルの別名を持つ、名前の通りレモン臭を感じるレモンバジル(ライムバジルとも呼ばれる)です。
お好みや用途に応じて、バジルも使い分けてみてはいかがでしょうか。





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